トップページ > 先輩スタッフの紹介 > 作業療法士 子育てとの両立

作業療法士 子育てとの両立

どんな業務を担当していますか?

現在私は、約1年間の産休・育休を経て、復帰し、作業療法業務を行っています。
何かと不器用で両立というものが苦手な私は、朝・夕は子どもとの時間に余裕が持てるよう、勤務体系を時短勤務にすることを選択しました。
時短になると業務に影響が出るのではと不安もありましたが、周りのスタッフの皆様に助けてもらいながら日々業務をこなしています。

子育てについて

産休・育休中は、24時間息子と一緒で正直気持ちが滅入ってしまうこともたくさんありました。
そんな時、行政が主催している子育てサロンなどに参加し、同じ気持ちのママさん同士でお喋りをしたり、保健師さんからアドバイスをもらったりすることは、私の気持ちを楽にしてくれました。現在も職場で先輩パパさんママさんからアドバイスをもらったり、保育士さんから成長の様子を聞いたりしています。
私の最近の楽しみは、保育園のお迎え時に笑顔で駆け寄ってきてくれる1歳の息子に会うことです。
初めての子育ては、右も左も全く分からず大変ですが、同じ境遇同士で共感すること、専門分野・経験者の方からアドバイスをもらうこと、そしてこのような場をいつでも利用できること…この経験は復帰してからの作業療法業務に役に立っているように思います。

患者さんと接する時に心がけていることは?

入院している患者様の心身の状態が改善するよう介入するのも作業療法業務ですが、患者様とそのご家族様、両者が安心安全に生活できるように専門職の視点から、環境を提案したり、退院しても様々なサービスを利用して周囲に頼りながら生活する手段があることを提案したりすることも作業療法では大切だとより痛感するようになりました。
また、現在認定作業療法士の資格取得に向けて勉強をしています。なかなか計画通りに進みませんが、時間を作って頑張りたいと思います。
頼りながら仕事ができる環境に感謝し、そして子育ての経験も活かして、息子の笑顔に癒されながら、これからも作業療法士として精進していきます。

ページの先頭へ