ICUなどのケアユニットや一般病棟の超急性期~急性期の整形疾患、脳血管疾患、呼吸器や循環器、消化器などの内部疾患を伴った患者さんへのリハビリテーションを実施しております。
急性期リハは診療科が多い病院であるほど、急性期の様々な疾患の理解が深まり、医療従事者としての幅が広がる点は魅力だと感じます。そして、患者さんに最初に関わるリハビリテーションとなりますので、患者さんの今後の人生の分岐点に関わる期間であり、短い期間でも関わる責任感と、満足のいくリハビリを提供できることにやりがいを感じております。
各病棟によって整形疾患や脳血管疾患、循環器疾患、呼吸器疾患など、様々な患者さんが入院されています。そして、リハビリテーション部では、各フロアで3ヵ月に1回程度のスタッフのローテーションを行い、経験年数に応じて幅広い疾患を経験できます。現場と統括する臨床役職者がおり、各フロアを指揮する臨床リーダー制度を導入し、個々の能力も把握しながら指導する環境を日々整えております。
自分の職域を理解し、少しでも気が付いたことがあれば、他職種の方に相談するなどの連携を特に大事にしています。そして、医療は日々進歩していくので、自分自身の臨床能力の向上のための日々の自己研鑽を怠らないようにしております。
若いスタッフの人数が多く、職場の雰囲気は活気に溢れています。そのなかで、書類業務などの指導、管理をする運営役職者と治療同行などの現場の指導を中心とした臨床役職者に役割分担されており、それぞれが入職後のスタッフの指導、教育に力を注いでいます。
患者さんのその日の表情や言動などに気を付けながら、患者さん目線での対応を心がけています。特に急性期ではリスクが高い患者さんと短い期間しか関わることができないので、1日1日の対応を大事にして、少しでも事故がなく、結果が出せるよう多職種との連携も大事にしています。