入院ではガン・脳血管・整形・呼吸器・内部疾患など幅広い患者さんを担当しています。
また外来では、上肢の骨折や脊椎脊髄疾患などを担当しています。
いろいろありますが、終末期のガン患者さんの場合では、ご本人や家族のニーズを捉え、精神面のフォローなども含めてどのように進めていくのかはとても難しいのですが、ご本人、ご家族に寄り添えたと思えた時にはとてもやりがいを感じます。
ほとんどの患者さんは、急な怪我や病気で精神的にも落ち込んでおられる場合が多いです。それぞれの生活史や価値観を大切にしつつ、寄り添うように接するよう心がけています。
一言で言えばアットホームで、違う職種のスタッフとも比較的話しやすい雰囲気があると思います。
様々な疾患を診ることができますし、分からないことがあっても気さくに先輩スタッフに質問できる雰囲気はとても魅力だと思います。
脳卒中発症の間もない方や、肺疾患や心臓疾患などの循環器疾患、また外来などでは手関節・手指などの整形疾患を担当しています。 去年からは癌の診断を受けた患者さんに関わる機会も増えてきました。
疾患の治療の流れや病態が患者さんを通して勉強できること、患者さんのニーズに合わせた治療が急性期から行えるのは魅力の一つだと思います。知識や技術だけでなく急性期治療のなかで作業療法士らしさを見つけて行くのは難しいですが、やりがいを感じています。
身体機能だけではなく、精神的なケアを行うことを心がけています。
体調や痛みについて、できるだけ詳しく話を聞いたり、病棟でお会いした時も声をかけたり様子を見に行くようにしています。
新人~中堅のセラピストが多く、勉強や相談はしやすい環境です。OT部門内でも症例検討会を実施したり、先輩に治療動向をしていただいたりと先輩や後輩と関わる場面は多くあります。また、他部門のセラピストや受付の方と患者さんの話をすることもあり、リハビリ全体で患者さんを見ているんだなと感じる場面があります。
一つの病院で多くの疾患を診られるため、知識を深めていきたい疾患がある方や様々な疾患を勉強したい方には魅力的な職場だと感じます。また、相談できる先輩が身近にいることで、一人で抱え込むことは少ない環境だと思います。